2015年に北斗星が運行終了になり、大人気だった寝台列車が一気に運行をしなくなってしまいました。しかし実はまだ日本にも寝台列車が走っています。それがサンライズ号です。ここではサンライズ号の特徴や魅力などをご紹介します。
サンライズ瀬戸号とサンライズ出雲号
参照:JRおでかけネット
サンライズ号には、「サンライズ瀬戸号」と「サンライズ出雲号」があります。
運行区間 | |
サンライズ瀬戸号 | 高松~東京 |
サンライズ出雲号 | 出雲市~東京 |
参照:JRおでかけネット
上記の地図のように、岡山~東京間は共通となっています。岡山~東京間は「サンライズ瀬戸号」と「サンライズ出雲号」が連結をしており、岡山駅で分割(併合)をされます。サンライズ号は東京駅では14両編成ですが、お間違いのないようにしてください。
切符と料金
切符の買い方ですが、新幹線など他の特急列車と同じように乗車券と特急券の他に寝台券が必要になります。
サンライズ号には以下のような寝台プランがあり、どの寝台プランを選ぶかによって値段が変わってきます。
寝台プラン
サンライズ号の寝台プランはこれまでの寝台車と比べても豊富なバリエーションがあります。
A寝台シングルデラックス
参照:JRおでかけネット
個室に広いベッドや洗面台、デスクがありビジネスホテルとそん色ありません。サンライズで最も豪華な寝台プランです。
B寝台シングル
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B寝台には3種類ありますが、最も多くあるのが2階のこのシングルです。A寝台に比べてコンパクトですが、A寝台シングルデラックスとほとんど変わらないベッドの他にテーブルがあります。
3-3.B寝台ソロ
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部屋に入ると全てがベッドとなります。寝台プランの中では最も安いのですがシングルと比べるとやや狭く感じるのが気になります。
B寝台シングルツイン
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B寝台シングルを2階だてでなく天井の高い部屋にしたのがこのシングルツインです。補助ベッドがあるため2人でも利用可能です。
B寝台サンライズツイン
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サンライズ号唯一二人用の部屋であり、広いベッドが並んでいます。
ノビノビ座席
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サンライズには寝台料金が必要ない座席があるのですが、それがこのノビノビ座席です。カーペットが敷いてあるだけの座席です。頭の部分以外は区切りがないのですが、格安のため人気です。
今日本ではこのサンライズ号しか寝台特急は走っていません。ホテルや新幹線などとはまた違う、寝台特急の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。