最終更新・情報確認日:2026年9月27日
台風で飛行機が欠航・遅延しそうなとき、「今キャンセルしてよいのか」「ホテル代は出るのか」と迷いますよね。結論は、まず航空会社が便を特別対応の対象に指定したか確認し、その後に振替か払い戻しを選ぶこと。自己判断で先に取り消すと通常の取消手数料がかかる場合があります。
この記事で分かること
- 台風で飛行機が欠航・遅延したときの正しい行動順
- ANA・JAL・スカイマークの振替、払い戻し期限の違い
- 欠航確定前でも手数料なしになる条件
- ホテル代・交通費・ツアー予約の扱い
- 空港へ向かう前に保存しておく情報
30秒で分かる結論
| 状況 | まずすること | 注意点 |
|---|---|---|
| 欠航が決定 | 航空会社の予約画面で振替または払い戻し | 台風など航空会社都合でない欠航でも、対象便なら手数料なしが基本 |
| 欠航前だが影響便に指定 | 公式の運航情報と予約画面を確認 | 対象表示が出てから手続きする |
| まだ通常運航扱い | 便を維持し、最新情報を待つ | 先に自己都合キャンセルすると通常手数料の可能性 |
| 旅行会社・予約サイトで購入 | 購入元へ連絡 | 航空会社サイトで処理できない場合がある |
| 延泊や地上移動が必要 | 空室・代替交通を確保し領収書を保存 | 天候理由では原則自己負担。保険の補償条件も確認 |
台風で飛行機が欠航したら何から始める?
順番は「公式情報を確認→証拠を保存→振替か払い戻しを選択→宿と地上交通を手配」です。空港カウンターへ急ぐ前に、航空会社のWebサイトやアプリを確認すると、オンラインで完結できる場合があります。
1. 航空会社の運航状況で対象便か確認する
気象庁の台風情報だけで欠航は確定しません。まず予約した航空会社の運航状況を開き、「欠航」「遅延」「条件付き運航」「特別な取り扱い対象」などの表示を確認してください。ANAは国内線の運航状況、JALは悪天候時の運航情報から確認できます。
2. 画面・通知・証明書を保存する
予約番号、便名、欠航・遅延表示、航空会社からのメールをスクリーンショットで保存します。会社や学校への提出、旅行保険の請求では欠航・遅延証明書が必要になることがあります。証明書はANA・JALとも公式サイトから発行できます。
3. 振替か払い戻しかを決める
目的地へ行く必要があるなら振替、旅行自体を取りやめるなら払い戻しが基本です。振替便の残席は台風接近時に早く埋まります。旅行を続ける場合は、同じ航空会社の翌便だけでなく、鉄道やバスも同時に比較しましょう。
4. 航空券の購入元で手続きする
航空会社の公式サイトで買った航空券は、原則として航空会社の予約画面で手続きします。旅行会社、OTA、パッケージツアーで買った場合は購入元へ連絡してください。航空会社へ直接連絡しても、販売元でしか処理できないケースがあります。
ANA・JAL・スカイマークの変更・払い戻し比較
以下は国内線で台風などの悪天候が理由となり、航空会社が対象便として案内した場合の目安です。運賃、共同運航便、海外発券、ツアー商品では条件が異なるため、予約画面の案内を優先してください。
| 航空会社 | 振替の主な扱い | 払い戻し・期限の目安 | 重要な注意 |
|---|---|---|---|
| ANA | 対象便は手数料なしでANA便へ変更。影響便に指定後は、元の搭乗日の前後7日以内を選べる案内あり | Web手続きは旅程最終日の翌日から4日後までが目安。Web不可時は航空券の有効期限等に応じた受付 | 可能なら出発20分前までに手続き。天候理由の宿泊・地上交通費は原則自己負担 |
| JAL | 特別対応の対象便は運賃種別にかかわらず1回、手数料なしで変更 | 航空券の有効期間または当初搭乗日から30日以内の範囲。出発後でも30日以内に相談できる案内あり | 旅行会社・旅行サイト購入分は購入元へ。天候理由の宿泊・地上交通費は原則自己負担 |
| スカイマーク | 同一区間のスカイマーク便へ変更。Web変更は1回まで | 欠航便は予定出発日の翌日から10日以内にWeb手続き可能 | 他社便や他交通機関への振替は不可。60分未満の遅延は特別対応の対象外となる場合あり |
公式案内:ANAの欠航・遅延時サポート、JALの欠航・遅延時の変更・払い戻し、スカイマークの悪天候時の取り扱い
欠航確定前でも無料でキャンセルできる?
航空会社が「影響が見込まれる便」「特別な取り扱い対象便」に指定していれば、欠航確定前でも手数料なしで変更・払い戻しできる場合があります。ANAやJALは、台風・大雪などで影響が見込まれる対象便について特別対応を案内しています。
一方、対象指定前に旅行者の判断だけで取り消すと、購入した運賃の通常ルールが適用されることがあります。「台風が来そう」という天気予報だけで操作せず、予約詳細に特別対応の表示が出たか確認してください。
ホテル代や空港までの交通費は補償される?
台風など天候が原因の場合、延泊のホテル代や地上交通費は原則として旅行者負担です。ANA・JALとも、悪天候を理由とする欠航・遅延時の宿泊費や代替交通費は利用者負担と案内しています。
ただし旅行保険やクレジットカード付帯保険に「航空機遅延費用」などの補償があれば、宿泊費・食事代・交通費の一部が対象になる可能性があります。補償名だけで判断せず、遅延時間、原因、利用付帯の条件、免責を確認し、領収書と欠航・遅延証明書を保管しましょう。
航空券とホテルを別々に予約した場合は?
航空券が無料払い戻しになっても、ホテルが自動的に無料キャンセルになるとは限りません。ホテルへ欠航の事実を早く伝え、日程変更やキャンセル料の相談をしてください。返金可否は宿泊プランの規約と施設判断によります。
パッケージツアーは航空券だけを個別に処理せず、必ず旅行会社へ連絡します。便だけ変更すると宿泊や送迎との整合が取れなくなる恐れがあります。
当日に困らないための準備リスト
- 航空会社アプリへ予約を登録し、通知をオンにする
- 予約番号・便名・購入元・支払方法を1画面にまとめる
- 前日から航空会社の「影響が見込まれる便」を確認する
- 代替の新幹線・高速バスと空港周辺ホテルを候補保存する
- 旅行保険とカード付帯保険の航空機遅延補償を確認する
- 欠航時に必要な領収書・証明書を捨てない
鉄道へ切り替える可能性がある人は、新幹線の早割と購入期限の比較も確認しておくと判断が早くなります。車で空港へ向かう場合は、羽田空港駐車場の予約方法も参考にしてください。
よくある質問
Q1. 台風が来る予報だけで無料キャンセルできますか?
原則として、航空会社が対象便に指定した後なら無料対応を受けやすくなります。指定前の自己都合キャンセルは通常の運賃規則が適用される可能性があるため、公式の運航情報と予約詳細を確認してください。
Q2. 空港へ行ってから欠航を知った場合はどうしますか?
まずアプリやWebの予約画面で振替を試してください。オンラインで処理できなければカウンターへ進みます。電話は混みやすいため、複数の公式窓口を並行して確認するのが実用的です。
Q3. LCCもホテル代を払ってくれますか?
天候理由では、LCCに限らず宿泊費は原則自己負担です。航空会社の約款と案内、加入している保険の補償条件を確認してください。
Q4. 旅行会社で買った航空券は航空会社へ連絡すればよいですか?
購入した旅行会社・予約サイトへ連絡するのが基本です。航空会社サイトで変更できない商品や、ツアー全体の再計算が必要な商品があります。
Q5. マイル特典航空券も無料で変更できますか?
対象便なら特別対応の対象になることがありますが、通常航空券と手続きが異なる場合があります。マイレージ会員ページの予約詳細を開き、専用の案内に従ってください。
まとめ
台風時は、欠航の発表を待つだけでなく、航空会社が特別対応の対象便に指定したかを確認することが重要です。対象表示を確認してから振替・払い戻しを進め、購入元が旅行会社なら販売元へ連絡します。延泊費や地上交通費は自己負担を前提に、領収書と証明書を必ず残しておきましょう。
本記事は2026年9月27日時点の各社公式情報を基にしています。運航状況・手続き期限・補償条件は予約内容により異なるため、最終判断は航空会社または購入元の最新案内をご確認ください。
